
???インターネットができないんだけど???
パソコンにコードをつなげれば、できるんじゃないの?
どうやってインターネットを始めるの?
スマートフォンが普及して、いつでもどこでも好きなときに、インターネットが出来るようになりました。社務所でインターネットをしようにも、回線が引いていないようでインターネットができるかどうかも分からないかもしれません。インターネットができることが当たり前すぎて、インターネットを始めることになって「どうしたらいいの?」と悩んでいるかもしれません。
この記事は、これからインターネットを始めたい人にインターネットをするために必要なものを、初心者さんの目線で解説したいと思います。
記事の内容は以下の3つを中心に構成されています
インターネットとは、電話回線のように別の世界をつなぐ便利なもの
インターネットに必要なものは、回線とプロバイダと接続を仲介する機器の3つ
簡単に設置出来るインターネット回線がオススメ
目次にはリンクが張ってありますので、気になるところに飛ぶことができます
インターネットとは?
インターネットとはインターネット・プロトコル・スイートを使用し、複数のコンピュータネットワークを相互接続した、地球規模の情報通信網のことである。省略してネットとも呼ばれる。
ウィキペディア(Wikipedia)
インターネットとは世界中のパソコンやスマホなどのコンピューターと情報交換ができる技術のことです。
電話と似ています。世界中の電話機につながって、遠く離れた人とも会話ができます。電話だと電話対電話なので、話す人の声だけの通信です。
インターネットはコンピュータ対コンピュータなので、文章、音声、動画などの情報を通信できます。電話の世界は限られていましたが、インターネットの世界はまだまだ進化しています。「アバター」を使えばゲームのようにインターネットの世界に住むことも可能です。
インターネットとはデジタルという異次元世界をつなぐ手段とも言えると思います。
インターネットに必要なものは?

インターネットは電話ににています。電話をするには電話回線と電話番号、電話機が必要になります。
インターネットも同じです。インターネットをするには、インターネット回線、プロバイダ、インターネットを接続する機械が必要となります。
インターネット回線
インターネット回線は有線と無線があります。パソコンとパソコンを物理的な線でつなぐ方法と携帯電話のように無線でつなぐ方法があります。無線をWi-Fi(ワイファイ)と呼んだりもします。
有線と無線を組み合わせて使用することも可能です。室内は無線化して、スマートフォンのインターネット通信を神社の回線を利用することができます。そうすると、スマートフォンの通信費を節約することができます。
スマートフォンの通信費の節約にこのトラベルルータが便利です。電源と回線をつなげれば無線化することができます。使用の感想を「2020年買って良かったモノ・コンセント直挿型トラベルルータ」に書いています。お試しください。
有線で有名なのは、NTTを利用している方で多いのがフレッツ光の光回線、ケーブルテレビを見ている方はCATV回線が多いでしょう。
有線と無線のメリットをまとめてみます。
有線のメリット
・通信が安定している
・重い
動画でも表示が速い
無線のメリット
・配線工事が不要
・通信できればとこでも移動が可能
今のところ、有線の方が通信速度が早く安定しています。ただ、だんだんと無線と有線のメリットの差がなくなってきています。線でつながっているかどうかくらいになってくるでしょう。あなたの使い方で有線か無線を選んでもいいと思います。
プロバイダ
電話は電話局が管理して、電話番号を与えられていると思います。電話番号にかけることによって相手とつながることができます。
インターネットも同じで、プロバイダがインターネット接続を管理しています。プロバイダからインターネットの番号を与えられます。これをIPアドレスと呼びます。電話番号にあたるのがIPアドレスです。
プロバイダにはSo-netやOCN、BIGLOBE、Yhaoo!BBなどがあります。
インターネットを接続する機械
電話回線をパソコンにつなげばインターネットができる時代がありました。この頃は糸電話のように送り手と受け手が同じ通信方法をとっていたからです。今はより高速化しているため通信方法が異なっています。インターネット回線の通信方法をパソコンなどのコンピューターの通信方法に変換する装置が必要になります。
その代表的な物がONUとモデムです。あと複数の機器でインターネットをするのならルーターが必要になります。
ONUとは?

ONUとはOptical Network Unitから頭文字を取った言葉で「光回線終端装置」を意味しています。光回線を使う場合はONUが必要となります。
ONUは光回線(光ファイバー)の通信をコンピューター用にデジタル通信に変換させます。
ただ、ONUは自分で買う必要はありません。フレッツ光を契約の場合はNTTから提供されます。
モデムとは?
モデムも変換装置です。モデムは電話回線などのアナログ信号をコンピュータ用にデジタル通信に変換させます。電話回線にISDNとADSLがあります。ISDNは既に終了しています。ADSLも2024年3月末には終了します。
モデムが必要の場合は、ADSL回線を使う人やCATV回線を使う場合には必要になります。
ルーターとは?

ルーターはONUやモデムとは異なり、増設機です。インターネット回線を複数に分配して、複数のコンピュータでインターネットができるようにします。
つまり、ONU+ルーター+複数のパソコン、モデム+ルーター+複数のパソコンのような使い方になります。
例えば、私の場合
私の場合は、NTTフレッツ光を利用して、プロバイダはリコージャパンです。接続に必要な機器はONUとルーターを使っています。
1 | インターネット回線 | NTTフレッツ光 |
2 | プロバイダ | リコージャパン |
3 | 接続に必要な機器 | ONU、ルーター |
有線を選んだのは、安定しているからです。インターネットはパソコンから行う方が使い勝手が良いからです。また、デスクトップパソコンの多くがWi-Fiに対応していません。この3つの理由から私は有線を選んでいます。
デスクトップパソコンでも、無線化して使用する方法があります。社務所の建て替え時にインターネット用ケーブルのコンセントを作ったので、わざわざ無線化する必要はないかな、と思っています。
ルーターはYAMAHA RT58iを10年以上使用しています。現在は生産終了しています。後継商品はNVR510になりますが、アナログ回線には対応していません。アナログ回線やINSDも利用したい場合はNVR500になります。
設定はブラウザから行います。でも、繋げたらなんとなく出来ていました。RT58iが壊れずに頑張ってくれています。amazonの口コミを見ても、安定していると評価されています。私の現在の仕事ではアナログ回線やISDNは使用しないので、次に買い換えるならNVR510になるかんじです。
神社や社務所におすすめのインターネット接続
インターネットに必要な回線、プロバイダ、機器を見てきました。契約先によって3つとも全部必要になる場合と、1つだけでよい場合があります。
そこで、「インターネットを新規になるべく簡単がいい」を基準に神社や社務所におすすめの3つのサービスを紹介します。
費用については、各ホームページをご覧ください。私の入力ミスでご迷惑がかかるといけないので、必ず各ホームページで確認ください。
SoftbankAir


コンセントに差すだけでインターネットができます。Wi-Fiなので、モデムやONUは要りません。またルーターも必要ありません。プロバイダはYhoo!BBとなります。
1 | インターネット回線 | Wi-Fi |
2 | プロバイダ | Yahoo!BB |
3 | 接続に必要な機器 | Airターミナル |
パソコンはWi-Fiができるかどうか確認してくださいね。Airターミナルの背面にはLANポートがあるので、有線で使用することも可能です。

So-net光 プラス


フレッツ光回線とプロバイダが一緒になったサービスです。
これを紹介した理由は、訪問設定サポートが付いているからです。パソコン、スマホ、テレビなどインターネットをしたい機械のうち1台だけ設定が無料でしてくれます。またルーターの設定も併せて行ってくれるので、設定が苦手な人に向くサービスだと思います。
オプションで無線ルーターを契約することができます。
1 | インターネット回線 | フレッツ光回線 |
2 | プロバイダ | So-net |
3 | 接続に必要な機器 | ONU |
Cひかり


こちらも回線とプロバイダがセットになったプランです。NURO光回線と独自開発のONUをみ合わせて高速化します。
こちらを紹介したのは、他社から乗り換え時に発生する違約金や設置料の補填が高かったからです。
1 | インターネット回線 | NURO光回線 |
2 | プロバイダ | So-net |
3 | 接続に必要な機器 | ONU |
各ホームページで必ず確認して欲しいこと
私のおすすめポイントだけ紹介しました。「あとは公式ホームページで確認ください」というのも、ちょっと無責任な気がします。そこで、ホームページを見る際の必ず確認して欲しいことをお伝えしたいと思います。
- キャッシュバックなど目先の金額だけで、お得かどうかを判断しない
- 契約期間の有無
- 契約終了月以外の解約の場合、違約金の有無と料金
- 2年、3年後の月額使用料
- 必要となる機器、回線、プロバイダの確認
- キャンペーンに適用される規約や条件
これらは、他のサービスと契約する場合でも同じです。目先の安さで後々、痛い目に遭わないようにしっかりと読む癖をつけるといいですよ。
契約期間や違約金、規約など小さな文字で表記されている部分は特にしっかり読んでください。文字がちいさければ、「Ctrlキー+」でブラウザの表示を拡大します。
私は社務所でゲームや高画質動画を見ないし、そんな神社関係者さんはいないと思います。通信速度はそこまで気にしなくていいと思います。
最近営業電話で「高速化します!」とかかってきますが、「ゲームはしないし、高画質動画は見ない。今の速度で間に合っている」と答えています。そうすると相手も納得して、電話をスムーズに切ることができますよ。
まとめ
インターネットを電話に例えて解説しました。インターネットに必要なものは3つあります。インターネット回線、プロバイダ、接続に必要な機器です。
回線と同時にプロバイダを契約することが可能だったり、接続する機器も回線によってことなります。まずは、回線は有線か無線のどちらにするかを決定すると、後がスムーズに決まります。
業者と契約する前にはいくつか確認することがありますので、目先の金額にとらわれないでしっかりと確認くださいね。

電話と似ているのね~。イメージが掴めたわ。
簡単に設置出来てインターネットできるのが、私には向くかしら?